1958-02-18 第28回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
○正木委員 その次、この地方開発離島振興漁獲物増産及び船舶安全確保のための港湾整備、いわゆる地方港でございますが、これの大蔵省の最終査定はどれくらいになっておりますか。
○正木委員 その次、この地方開発離島振興漁獲物増産及び船舶安全確保のための港湾整備、いわゆる地方港でございますが、これの大蔵省の最終査定はどれくらいになっておりますか。
戰時中から戰後にかけまして食糧事情の逼迫から漁獲物増産が国家的に強く要請されましたのと、一方、戰時中は、外洋方面における漁業は操業不可能の状態に相成りましたために、自然、漁業は沿岸資源にのみ殺到する結果となりまして、今日まで濫獲に濫獲を重ねて参つたのであります。そこで、これをこのまま放任いたしますると、水産資源は非常な枯渇を来たし、憂うべき事態に立ち至ることが予想されるのであります。
われわれ初め漁民は、今日のこの食糧緊急問題を解決するには、まことに自信と誇りと責任をもつて、食糧増産のために漁獲物増産に奮鬪しておるのでありまして、この際に水産法案が一つも出ないということになると、漁民は何かしら、漁業が農業關係のものに比較してよほど輕視せられておるように感じて、漁民の失望はまことに大なるものがあると私は考えるのでありまして、この點において私は農業對策と關連して、水産對策の基本方針を